being&doingとは

“being & doing”とは

これは5年間(2012.07.102017.02.01)にわたる私たちの闘いの記録です。相手はとても手強い敵でした。なぜなら、
その敵は70年にもわたる長い歴史を持つ美濃紙業 ― 私たち自身だったからです。熾烈な闘いの末、私たちは、私たち本来の在り方と誇りにたどり着くことができました。5年間という長きにわたって多くの痛みを伴う経営改革を共に乗り越えてくれた従業員とその家族、私たちを信じてくださったお取引先の方々、ともすれば道半ばで崩れ落ちそうになる私たちを支えてくださった多くの方々に改めて感謝申し上げます。

美濃紙業は皆さまのご期待に応えるべく、今回の経営改革を第二の創業、新しいスタートラインとして成長を続けます。美濃紙業の新しい歴史にご期待ください。

Not doing , but being. — これが美濃紙業の精神です。

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2012-2017 経営改革への挑戦 ~5年間の軌跡~

2012年7月、ここから始まりました。

〈初回記事より引用〉
2012年2月1日に経営方針の改革が始まり、役職や部署に関わらず心をこめて働いている者にとっては一日が一年にも匹敵する濃厚な日々になっています。そこで今までめったに更新されなかったホームページも一新させ、美濃紙業の動きを公表できる範囲でお伝えしたいと思います。

タイトルの“ being & doing ”は「(自分の)在り方と行動」を意味し、このページで「美濃紙業はこのような姿勢でこのようなことをやっています」ということをご紹介していきます。

一般社会では何かをすることで評価されますから、私たちは何かをすることで受け入れてもらえると思いがちです。確かに、社員は会社に貢献することが求められ、企業は顧客に満足してもらえるように努力せねばなりません。

しかし、会社として、また、社員としてよりも、全てに先立って自分自身がより良い人生を歩むために、どのように生きているかに焦点を合わさねばなりません。

  “ Not doing , but being. ”

つまり、私たちは何をするかではなくて、どのように生きているかという「在り方」こそが大切です。このたびの改革は、そのことを中核に据えてのチャレンジです。

心理学では、行動は人格と環境条件の2つの要因によって表現されると考えます。社員はすでに人格形成を終えた段階で入社してくるわけで、しかも、人格は時間が経っても大きく変動せず「人格の恒常性」が事実として認められていますから、あとは職場という環境条件において経営の根本的大転換を図って新しい歩みをしていくわけです。

なお、“ being & doing ”の更新は不定期で、内容は多岐にわたると想われます。社内報的なものにとどまらず、仕事を通して互いに高め合いながら新時代にも通用する人物の養成と、読んで下さる人々の心のよりどころとなるような場にしたいと願っています。

社員も会社も淘汰されていく激烈な時代にあって、願わくは更新される記事が社員に気づきを与え、能力開発と労働意欲を高め、そのことにより自社の目指す方向と形を実現させたいと思います。